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いつもの曲がり角」 君と出会ったのは一年と少し前 同じクラスのはじっこの席 いつも誰にも優しくて 笑顔の絶えない人 時は流れ卒業の季節 それぞれ別々の道へ もう会えないことの寂しさと 悲しさが交差してた いつも通るグラウンドのそば 曲がり角を曲がると見えるのは いつもと変わらぬ姿で朝を迎える 校舎と思い出たち いつも通るこの道で ふと君を見かけたのは五月の暮れ 特に声をかけるわけでもなく 懐かしいなと思っただけ それからずいぶん経った後 そこには君を待つ僕がいて そのとき初めて 君のことが好きなんだと気づいた いつも通るいつもの道 曲がり角を曲がると見えるのは あのころと同じ笑顔の君と 眩しいくらいの朝日 いつも通るいつもの曲がり角 その先に待っているのは 未来へと続く長い一本道と 明るく照らす一筋の光 ゆっくりと歩いてゆこう
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